朝ぼらけ

遠浅

控えも替えもなんもいらねっ

一人になりたくても人だらけ seria行くのにも一苦労なわけ

↓セリアの書類整理用フォルダ(便利)を買い足したく検索したら出てきた説明と行き方。おそらく一番重要であろう単語たちが何を指しているのか全く分からない。エスト?どこ??私は何を東へ抜ければいいんだ。

 

 

 

最高な同人誌が届いた。

 

↓すごく丁寧に作られたと分かる表紙

 

アイドルマスターシャイニーカラーズの同人誌なんだけど、メインに据えられているのがアイドルではなくそれを応援する(推す)人たちなのだ。すんばらしい。うれしい。こういうのが読みたかった。友達がRTしてた(当時はRT)のが目に入って、4枚並べてツイートして頂いていたぶんをすべて読み、通販出しますとのことだったので数年ぶりにとらのあなへログインして手に入れた。

アイドル。アイドルといえば6人の大男たちのことを語らずにはおれんだろうよ。事務所こそ旧ジャニーズでありますが、レーベルはSONY(ここツイッターでよく見る斜めでBoldなフォントね)でありまして、ステージの上で・アルファードの車内で・それぞれが力を注ぎたい場所で・スタジオで、歌い踊り喋り騒ぎ笑い最高を更新していく男たち。名をSixTONESという。

↓これは今朝電車で考えてたアラシソロ曲とのMIX、異論は認める。たくさんほしい。こんなんなんぼあってもいいですからね。

 

櫻井翔はステージ上終身雇用と歌い上げたわけだけど、それが容易なことではない、ということを私はさすがに知っている。同じ歩幅で、違う人間同士で、それぞれの目指すものへ走っていくことの難易度たるや。その上で「ステージの上のアイドルはいつだって最高」を叶えなくてはならない。とんでもないことですよ、これは。だから今この時を全力で追っかけて、彼ら彼女らが作り出すまばゆいゴーストを可能なかぎり目に焼き付けたいと思うわけである。

 

~脱線~

◇推しという単語について

アニメ等々のいわゆるクールジャパン(笑)なコンテンツが開かれて以降、それまでのコミニュティ内での通念が蹂躙されているような気持ちになっている。推しという言葉、先の同人誌でも触れられているけれど「毎日を彩ってくれて、鮮やかにしてくれて、センキュー!LOVE!」という対象に使うような性格の言葉だと私は思っていたわけだけど(ヒトモノかかわらず)もちろんその中にグラデーションがあることも分かっていたし、いわゆる過激なオタクはそれでも過激派としてうまく住み分け出来てたんじゃないかと認識している。で、それが社会(社会)でも通用するようになるのか~、「推し」って言葉がもつニュアンスを説明しなくても共通言語として持てるの楽だな~!って思ってたんだけど、いやーーー違った!ぜんぜん違った。一方的に「逆に・あえて」使う(オタクっぽい用語を)の単語代表認定されて、勝手に飽きられて、しゃぶりつくされた後に残った「推し」という単語のザマをみてよ。言葉はそのままなのに、死んでいる。死体、死体ですよもう。かなしい。推し、というと風が吹けば飛ぶような軽さで変わる愛を向ける対象のこと・そのほか邪な感情をぶつける対象のこと・理解なんぞせず愛でればよい、愛でるのじゃ、って感じになってりゃせんか。同一化とか。私はそれがとても悲しい、し、エモを食い尽くされた時と同じだなと思う。クッ、いわゆるお気持ちってやつをやっちまったぜ。

~もどる~

 

SixTONESについて

出演番組ジャンルに関係なく無条件録画とか、全雑誌購入とか、ラインスタンプ全部そろえる、というタイプではない。Youtubeと円盤と個々人のブログと、あとラジオ。ラジオから入ったから。長めのインタビュー記事は全部読む。そんな感じでゆる~く追ってるわけだけど、それでもやっぱり、音楽番組に出る!ってなったときはカレンダーに「FNS」とか書くし、円盤発売日が決まったらスケジュールに入れるし、インスタ/Youtubeライブするってなったらそこに向けてお風呂の時間を調整したりする(けどこれらは基本ゲリラで行われる。サプライズが好きなのか告知忘れてんのかいつも怪しいなって思っている)。彼らのパフォーマンスは絶対的に楽しい。ふざける田中も、自パートはきっちりしっかり本気で歌いきる京本さんも、他メンバーのわちゃわちゃも全部混ざって一つの味になっている。毎度不朽の名作が誕生しちゃってるね!かっこいいとかかわいいとかより楽しいのが先に来て、だから好きなのかもしんない。もちろんライブのDVDとか観てたら「うつくしすぎる」とか「王子様でお姫様じゃん」とか言ってしまうんだけど...。あとはスポット的に良いというよりここまでのすべてが乗っかって(勝手に)、良い…となることが多い。こいつとは気が合わんって思ってた同士が「でもこいつ、このジャンルはすごいんだよな…」って腹の中では認めてましたとか、6人で泊まるのとか無理って言ってたのが墓入るときも6人だよな!って言うようになったりだとか(怖い)、人、ひとだな、変化含めて人を見せてくれるのがすごく好きだなあって思う。ラッピングされてるとしてもさ。時代や老いも君と見たいな…。一回ドラマの撮影で集まって、そのまま解散して、やっぱりあの6人がいいって直談判して、いざ組めてからも中々デビュー出来なくて、都度都度高い壁が現れて、その度に乗り越えてきた6人。私はその過程をリアルタイムで見てはいないけれど、下積みだけでそれぞれ10年は費やしている。そんな彼らが今はドームを一杯にして6色のペンラがぎっしり敷かれた中を走っててさ、もうね、あのー、チケットが取れん。無理。名義増やすにも元手がねえ、死ぬまでに現場入りてえ、管巻いてても始まらねえ、クーーッ!メンバー同士の不仲説あるので検証しますってやった時から何年...?ついにLINEを友達追加しましたね...おめでとう...。個々人がそれぞれに適したやりたい仕事をやって、最大値を出して、それを積み重ねてグループに還元していくっていうその様よ、being...。

ファンネームは決めないし目標も立てないしダンスを揃えるという概念はないけれど、それは彼らが自分たちのポテンシャルを発揮するためにそういうのいらないよね、ない方がいいよねって決めているからで、そのスタンスでしっかり結果を出している。目標は決めないけど向いてる方は同じっていうさ、そこがも~、ぐっとくる。かっこよすぎるでしょうが。アーティストだなって思うライブでの振る舞いも、多様なジャンルの歌をしっかり自分たちのものにする地肩の強さ(強くするために血反吐吐いてきたんだろうと思う)も、こたつに入ってだらだら話す友達みたいな雰囲気も、ぽろっと言ってくれる言葉も、全部全部好きである。

大男たちと言ってるのは誇張でなく全員がデケェからです。6人でいると分かんないけど。しんたろ氏はあと一か月でリーダーが終わりますね。来年は誰なんだろう。彼らはじゃんけんでその年のリーダーを決めている。じゃんけんで勝つということは運がいいということだ、運のいい奴が頭をやった方がいいだろうという理屈である。提案は大野さん。新春のオリコンニュースには「田中がグー、森本がパーで死闘を制した」と書かれていた。笑かせにきている。

 

◇シャニについて

そこでアイドルマスターシャイニーカラーズなんだけども、これも言ってしまえば人(キャラ)の変化をもーのすごく丁寧に描いてくれるから好きなのかな。

いわゆるバケモンシナリオライターが常駐してるともっぱらの噂なんだけど、それと関係なく市川雛菜のこの台詞が忘れらんない。

 

 

徹底的に自他境界がはっきりしている女こと市川雛菜。何がすごいってこれをアイマスというブランドの名を冠してやるのがすごいんだよ。ファンの皆さん大好き、プロデューサーさんっ♡!皆さんが幸せだと私も幸せです!がベースラインだからよ。(雛菜はライブシーンで「今日楽しめるかどうかはみんな次第です〜」とか言う)ちなみにこの「すきな人が自分のしあわせの全部」な女の子の話もあるのが私の買った同人誌です。ヒナ(雛菜のこと)のしあわせが私のしあわせってタイプ、その辺をあえて描きましたって言ってるのもすごいしその女の子は本当に幸せそうで生きててウキウキしてるのがなんとも言えない。シャニマスは二次創作もバケモンなのかもしれん。

私の推し(担当と言ったりもするけどシャイニーカラーズにおいて担当はシャニPでありユーザーは事務所の壁or窓ガラスの虫という認識なので推しという表現を使う)は別の子なんだけれども、シャニに出てくる子たちはみんな生き生きしていて過去があって脳があって悩みがある。この「脳がある」ように見える時の脳の解像度がレベチなところが他のテキストソシャゲとの違いだなって思っていて。頑張れって思うし何だこいつってなるしもっと話し合いでどうにか出来るくない!?(あるユニットでもう打つ手を無くしたP(プロデューサーのこと)がメンバーふたりをカウンセリングに連れていくシーンがあった、話し合いで解決の究極版である)と乱されることもあるけれど、ソシャゲで乱せるってのがまずすごいことだからな。質の高いコミュの打率は9割9分。石回収のためのスキップだっていいのにさ、そうはさせてくれないんだよな。そして声優さんたちのライブがやばい。髪型とメイクをキャラに寄せてくれるから、あ、⚪︎⚪︎だってなる&存在してる...!?とすら思う。歌もDance(変換したらこれになったけど面白いからこのままいく)も抜群なので、以前の合同ライブで「シャイニーカラーズのパフォーマンスがすごくてゲームも気になって始めた」という人たちもいた。(ただゲームシステムがクソなので長居してくれたかは分からない)

クリティカルな台詞に出会ったり、一生忘れられんような話を読めたり、ソシャゲっていう常に更新され続ける枠組みの中で「ゲームの話とTwitter企画つなげたろ!」みたいな、こちらとあちらの境界線を曖昧にしてくるようなやり方に毎度やられた...と思っている。サ終するまで一緒だヨ...(シャニマス派生の他のゲームに予算降りてるからバンダイ的に金取れるものとして認識されてんだろうし安泰じゃない?とあぐらかいてるけどいつ終わるか分からんのがソシャゲ)。

 

ストもシャニも、凪みたいな毎日の中で「お!」の波を作ってくれたりカレンダーの中で旗を振ってくれたりチケット当落でのどきどきをくれたり、好きになってから結構毎日たのしいな?と思うようになった。何かしらある。ありがとう、ありがとう、そしてありがとう。ちなみにオードリー若林は推しではないのかと以前の職場のひとに言われたことがあるけれど、信頼のおける、生きづらそうだけど生き抜いてきて最近なんだか楽しそうな親戚のおじさんポジション(概念)は私の価値観で推しという単語をあてるにはやや色が違うので推しではない。ドームという目標で彩りこそあるけれど、なにかが違います。藤井青銅の応援タオル欲しすぎるけど2月18日以降困りそうだからな…でステイにしちゃってる。青銅さんあと70年追加で生きてほしい。

4000字近く書いてて引いちゃった。

 

 

めんどうな客でごめん

こちらに来て初めてのピラティスに行ってきた。指導者との相性が全てなので、HP見て不安がっててもいかんね、トライトライ〜で行って撃沈した。

・パーソナルとはいえ同時に3組まで利用できるので客待ちのインストラクターがこっち見てるのが気になる

・コンクリ打ちっぱなしなのでずっと薄暗い

・更衣室ございます→壁に布1枚かけただけで心許ない

スタジオもあちゃ〜だったけど、インストラクターの人がね、言うんですよ。「頑張って通って頂いて〜」「痩せるんですよ、ピラティスって」。エステか?

私の中で言われたらシャッター閉じちゃうフレーズがいくつかあって、SNSでバズってる/⚪︎⚪︎さんも使ってます もそうなんだけどこの頑張って通って頂いて、が本当にきつい。あちゃ〜なる。それらしい理由もつけれるんだろうけど本当に嫌なのだ。挙げ句の果てに胸椎が下がっちゃってるので〜と言っていた。違う、下がるのは胸郭。だから私の呼吸は浅い。そして胸と腕をつなぐ筋肉(多分小胸筋だと思う)が緩んでるから背中がずっと開いちゃってて、とも言っていた。逆、縮こまってるから引っ張られて背中が閉じられない&下制が下手なんだよ。地元でお世話になっていた先生の紹介とはいえアーこれだめだァ!!と思いながらこなした1時間後、私はピラティスを上手くなりたいんじゃなくて体の不調を改善したいんですよね、あと姿勢をよくしたいんですよ...と思いながらニコニコした顔保ったままエレベーターに乗った。

痩せりゃいいとか細けりゃいいとは思ってないから、フィットネスビジネスの文句に辟易することが多い。バラエティ豊かに運動の手札を持って、その時々の自分の状態に合わせた動かし方をしよ〜と思っているんだけどうまく伝わったのは3人だけ、地元でお世話になったPTさんとTwitterの趣味アカウントの友達2人だ。

ボルダリングは人気が落ち着いて入れるようになっただろうか。キックボクシングも気になる。今は、腰の爆弾(仙腸関節が悪さをして起こる腰の痛みや強張り)、ストレートネックによるやば肩こり(突然なった)をケアしたいからピラティスかなというだけだ。痩身にこだわって食事抜いたり抜かなかったりして⚪︎kg痩せた!と喜んでいた人が70代になって骨粗鬆症で腰の骨が折れて寝たきりになっていた。患者さんの家族に聞いたとき「そっか、腰椎もそら折れるわな。」と変に納得したのを覚えている。腰か。それはきつい。

ケイトモスの有名な台詞を思い出してはこれにドン引きできる感覚になれてよかったな〜と思う。

薬の影響でモチモチしてもまあ仕方ないかという感じでいる。最初は「筋トレも!がんばったのに!また太るんか!!」って悲しく怒ったりしたけど、言ったって変わりませんからね。それならそれで、肉のつき方をコントロールするしかございませんので...。

昔からある持病が少し顔を出していて、お腹に相談しても裏切られるのが昨日から起こり始めた。やめてくれ。腸を誰かに雑巾しぼりされてるような感覚。太ももの付け根からもぎゅるぅと変な音がして呆れてしまった。君は何??

とはいえ楽しみな予定もある。受けたかったトレーナーさんのセッション。ライブ。ライブ、ライブ、そしてライブ。配信だけどネ。明日からだったっけ、ミスドのショコラポンデ限定が始まるような気もする。ポンデリングのモチモチは絶対に口角を上げさせてくれるから好き。モチモチモチ。美しくて、着てる自分のことを好きになれそうな服も1つ欲しいなと思っている。(ところで機能美のことをミニマルと同義だと思ってる人たまにいるけどそれは別じゃない?)

追っかけてる漫画の最新刊もぼちぼち出る。嬉しい。京都に行きたい展示もあるんだった、あと民博も!早く行かなきゃ終わってしまう!予定を立てねば。

 

 

 

おもしろドラマ

なんやかんや毎シーズンドラマを観ている。私は日頃おそらくかなり偏ったものを見ているので、今の世の中はこんな感じなんだなという定点観測のために。(ちなみに新海誠も定点観測アイテムとして有用だと思うけど徹底的に合わないのでお頼み申すも観ないかなかった。ごめん)

ドラマの間の1時間は脳が余計なこと考えなくて済むのを担保されている&来週はどうなる...!?とわくどきできる&たまにすげー刺さる何かと出会える のもいい。ラジオだとそうはいかない。今週もおもしろかった〜!以上 である。

よっぽどなもの以外は全部1話、2話を観てそこから振り分けるんだけど、今期は木10のいちばんすきな花しか残っていない。なるべく前情報無しで観るようにしてるから途中まで「坂本裕二脚本かな?」と思ってたけど坂本裕二に憧れている人の脚本だった。どうなん!?演出はすごく好きで、こちらは調べたらジョン・ウンヒという方だった。麒麟ビールなどの映像に携わっているらしい。ドラマを観る時は監督よりも脚本と演出家の方が気になりがち。冒頭で「わたしたちは2人組からあぶれた1人」つっててひゃーー!きつい!!きっっつ!と思ったけど多部ちゃんの芝居が好きだからそのあたりは流しきった。最高の離婚の光生みたいな話し方をする松下洸平とカルテットのすずめちゃんみたいな(あそこまでのホンポーさはないが)雰囲気の齋藤飛鳥が見られる。怒られそうな例えだな...でもあの早口とかリピートとか「どうなんこれ」と思ってしまうのは事実だし難しい。話は面白い。

1話は「〜が、〜する。」みたいな台本にはこう書いてあんのかなってナレーションがめちゃくちゃ入ってて死ぬほど邪魔だななんだこれと思ったんだけど、「カラオケBOXでひとり考えるゆくえ」みたいな文に対して多部ちゃんこういう風に表現するんだ!たしかにね、膝抱えるよね...役者さんって1文からとにかく掬い上げられるものを掬い上げてこの数秒を作ってるんだな...と思えたのはよかった。でも2話から無くなったのでホッとした。あれ続いてたらギブしてたと思う。

前の職場の人(すいか、という市川実日子の出ているすっごい面白い最高ドラマを教えてくれた)にLINEでこれはあまりにも坂本裕二すぎやしないかと連絡したら即既読がついて、私もそう思う 1話しか出ないと思ってた仲野太賀が再登場してぶつぶついいながら観てる、何だろうこの気持ち と返信が来たのであの人芝居がうますぎるから役柄的に絶妙な苛立ちを覚えますよねと返した。私は仲野太賀結構好き。ちなみに火曜深夜にANNやってた俳優は大嫌い。だから『コントが始まる』の時はキツかった。すごい面白かったから観てよかったけども。

ところどころ「刺したいんだなあ」と思う台詞やシーンが出てきて(ex.外で食べたら、レジでお金払うでしょ!?家で食べたら、「ありがとう、おいしかった」って言うのがお金なの!言わなかったら食い逃げなの!by最高の離婚/結夏,カルテットの唐揚げにレモンのくだり) その都度いや〜厳しいな〜と思うんだけど、それぞれが抱えてる悩みの切り出し方がうまいからついつい観ちゃう。

刺したいんだなってのが見えるor感じ取れるとかなり冷めてしまうんだよな。「ここです!!!ここ!!!!」はわかるんだけどどうしてそんなに...さすがに分かるよ...。いや伝えたいメッセージというものは大事なんだよ、やっぱ坂本裕二「風」だからなのか?めちゃくちゃイーーッてなっちゃう。

かなり分かりやすく噛み砕いてハイここテストに出ますよーってしなきゃならないのは、受け手がバカになってる、みたいなんと関係あるんだろうか。ありそう。小説とかも〇〇の〇〇という台詞の意味がわからなかったとか、漫画でもなぜこのキャラがこんなことをしたのか分からないとか、それで作品に星が1つしかつけてないの見るとてめえの脳みそが星1つだよ馬鹿がよおとかなり口汚く心の中で罵るのが私である。ただ、かの有名な「憧れは理解から最も遠い感情だ」はいまだに「あー、あー?うーん、いや、まあ、うーん?」なるので私も馬鹿なのかもしれない。BLEACHは一応通ったけどそこまで刺さることもなく話も殆ど覚えておらず、ただ冒頭ポエムに「お〜」と思っていたのとこの主人公ジャンプにしては(当時の)かなり常識人だな...と思ったことは記憶している。BLEACHそんな刺さってないっていうと意外がられるけど何人かにはまあ確かに君に混ざってはないよね、久保帯人がって言われておもしろかった。何?浅倉透?構成要素が見える念能力お持ちの方?

次は30日の木曜日。11月が終わる。楽しみなものに向かって、消化して、また楽しみにして、を繰り返してきっとあっという間に年末が来る。

新春ドラマは松本清張をやるらしい。何年も言ってるけど、長谷川博己金田一悪魔が来たりて笛を吹くを映像化して頂けないでしょうか。草笛光子をどれかの役で出して欲しい。金田一作品にあの人は不可欠。頼んだよ!!!!!NHK!!!

 

爪が可愛いと嬉しい←理解

タイトルの通り。

初めて紫色のネイルを買った。爪の形はあまり良くないし、そもそも短いから何を塗っても映えないんじゃないかと思い諦めてきた派手な色。青ラメまで入っているそれは、例の如く突然降ってきた今日中・なる早で の仕事を2本やる時もメンタルを支えてくれたし、地下鉄で人間に埋もれている時もずっと見てられるきらめきを放ってくれた。うすい紫色の膜の中に平らな青緑のラメが散っている。指の動きでチチチッと目に入る。それがなんともキュートである。

ラメが入ると爪の奥まで空間があるような気持ちになる。初めて知った。

気になるけど爪が長くないから躊躇してると話した時友達が「ショートネイルで艶っぽい色のせてる人は私のヘキにぶっ刺さる」と言ってくれて、あっ塗ってもいいんだ!!!と思ってトライしたんだけど本当に良かった。多分ずっと忘れないお守りの色だ。限定色だけど。ヴィランの雰囲気がある色、田中摩美々の色、冬のキッとした空気が似合う色。嬉しいなあ。こういう時、私いつの間に派手色は長くて美しい爪を持ちし人しか塗ってはならぬと思ってたんだろう...と首を傾げる。嫌だなあ、普段散々「好き放題やるから!!」つってんのにな。雑魚雑魚ムーブじゃあないか。

こちらで過ごす初めての冬な訳だけど、寒暖差よりも冷たい空気を受けて引き攣れる顔の傷がつらい。たまに「ウッ、傷が...」とハリーの真似をしてみるも私には受けた呪いもなく背負うべき使命もなくただ前後不覚で転んで傷が出来ただけの言うなればセルフヴォルデモートなので、おとなしくあずきのチカラを当てて具合をはかる。ハリーと違って自由に電子レンジを使えるから。冷えてひきつれる仕組みがいまいち分かってないけれど、傷1年生なのでいずれそういうもんなんだと慣れていくでしょう。本を読んでる時に痛みが走ると思わず目を閉じてじっ...としてしまうので中々進まない。少し困る。

一瞬「あれ?これわたしがストレスを感じたり自分に嘘ついてる時に傷んでるんじゃね?」とくさい意味付けをしようとしたけれど普通に寒かったら痛むっぽい。ドジってつけたもんに役割なんて背負わされちゃあ傷の方もたまったもんじゃねえよな、ごめんよ。

仕事で作るものの参考になるのは断然YouTubeなのでモーションとか繋ぎ方の勉強にとぼちぼち観てるんだけど、「コスパを愛するわたし♪」の一言から始まった広告がまあ貧しくてクるものがあった。コスメはドラッグストア、お酒は発泡酒、その他いくつかの種類がポップな感じに、いわゆる節約術がいかにも「賢い」と表現したいような言い回しで作られていた。そんなわけあるか。趣味でやるのではなく強いられてるんじゃあないか。嫌々やると惨めになるので上向きな捉え方をしてるように目に映る。つらい。仕事用のアカウントだからこういう広告が出るんだろうか。簡単にMPがザァッと減る。PC版、致し方なし。

ちょうど村田沙耶香の「信仰」の中で口癖が「原価いくら?」の女性が出てくる話を読んだところだったので、それと重なってヤーーでもこれ惨めって思う方が了見狭いんかな、別にこれ押し付けられたわけじゃないしなーーでも広告で流すってことは君もやりなよって軽く押し付けられてるような感覚もするなーーーーとブツブツ言いながらキーボードを叩いた。土曜はほぼ消化試合だから楽だ。村田沙耶香チャレンジ、続いています。私の中で大丈夫な沙耶香と無理!な沙耶香がある。最近少しそのラインが見えてきて手応えをかんじている。本が好きだと以前話していた人にそのチャレンジのことを話したら村田沙耶香って誰...?聞いたことない...と言われてしまって脳が揺れかけたけど沙耶香を読んでいるので耐えられた。己のものさしを押し当てるべからず、いやでもちょっと本が好きって言ってるのに村田沙耶香知らないは中々じゃない!?コンビニ人間も聞いたことないらしいんだよ、何!?べつに読んでなくてもいいから名前だけちらっと聞いたことがあるでも、いや、うーーーーん?

ハーー痛い、痛いぜ。たまにバクっとまた割れてまたぬらぬら血が流れるんじゃないかと不安になるけどどう見てもくっついてるからな、大丈夫なんだよ。

久々にNikonの電源を入れたらその時の私が美しいと思ったものが詰まっていて、横三角を押すたびに記憶が瞬間解凍されていった。朝の海、走る犬、苔の中の獅子舞、夏の空に松山城。やっぱり写真はいいな。朝日が綺麗な部屋だから壁にあたる橙色を1枚撮った。

行きたい場所がいくつもある。

緋田美琴が「ここで死ぬためには、ここで生きていかなきゃいけないんだ、って思ったの」と言っていて私はおいおい泣いたわけだけどそれに近い。生きていかなきゃいけないのだ。雑に生活をやっていい。溜まっていく洗い物を見て見ぬふりしたっていい。生きてく意志を持って毎日をやるってそういうことだ、たぶん。

 

糸抜くまでのメモ整理

ドームと横アリと湯屋。ディズニーもジブリもどちらも与えられて育ったけどVHSが擦り切れるほど選んでみたのはジブリ

 

https://laundrybox.jp/magazine/moyamoya14/

このあたりの記事の感覚を共通言語として持っている人と話してる時は気がラク うっかり孤独感に似たものを感じたのが8月頃だけど、己のことを見ないようにしているな...と気付いてから随分緩和された

 

左側下顎の痙攣が定期的に起こって集中力が切れるのどうしてなんだい

 

いや待ち時間少なすぎ

 

 

 

賞味期限の近いカルピスバター

無骨な菓子ばかり焼いている。

私は小嶋ルミさんの作るお菓子が好きなので、レシピ本の中からウォーターチョコレートケーキを使った。

BPは切らしていたしココアパウダーも無くて頭抱えたけどなんとかなって良かった。お湯を足して伸ばす生地、味が薄くなるかなと思ったけどそんなこともなくみっちりしていて重くなくかんぺき!

ただ使い切りたいダークラムも足してしまってかなり別の味になったなという気がしたので、次は忠実にやりたい。

 

妹の家で2Pみたいな色になっていたバナナを一斤型に入れて焼いた。バナナ4本だからお砂糖は一切なし、またBPは相変わらず切らしているのでたまごを別立てにして、メレンゲを膨張担当大臣とした。焼き上がりは昔絵本であったそらまめのベッドのようなふわふわで、萎んだらどうしようと不安だったけどバナナの質量で萎むことすら許されておらずちょっと面白かった。バナナと粉の配分は2:1。

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可愛いでしょう。

中学生の頃から細々と集めたクッキー型は割とその幅に自信がある。ちなみに左が成功ヒヨコで右が潰and割の失敗ヒヨコです。

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クッキーの方に卵黄だけを使って、卵白が余ったからメレンゲクッキーとした。冷蔵庫の隅の方で寂しくなっていたアーモンドプードルも全部入れたらなかなか香ばしくて良かった。

天板に敷いているシートは洗って何回も使えるもので、1mとかで買って天板に合わせて何枚かに切り使用している。これも中学生の頃に買って繰り返し繰り返し焼いてきてるけど(多少色の変化はあれど)破れることもなくて本当にいい買い物をしたと思う。

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写真を撮り忘れたけど、最後にりんご3つと残りのバター80gを使ってタルトタタンを焼いた。

カラメルを作る時きびとうでやると焦げ加減が全くわからないのを学習していたのでグラニュー糖で。お砂糖が焦げるとき、そのスピードに毎度驚く。

フチからまんなかにかけて鼈甲色になっていくのを眺めながらテッキュウのようだなと思った。

(私はハシラのことをテーッテレッテーと呼んでいる。

スプラトゥーンの話です。)

カラメルにくし切り林檎を放り込んでソテーして、型に並べて、カラメルも流して、上からタルト生地で蓋をする。

こういう「ひっくり返したら完成」するものって、焼き上がった後も落ち着かなくてそわそわしてしまう。デコレーションケーキで外周のクリームが1番怖い時と似ている。あとは、ベースもシャドウも100点なのにアイラインでミスって顔面モチベーションが-80になる時と近い。

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無事にバターを使い切って、もちろん私は全部ひと口ずつしか食べてないんだけど結構喜んでくれて良かった。自分で作るとやっぱりその暴力的な砂糖、親の仇のようなバターの量に愕然とするんだけど、お菓子とパンだけはそれをケチってはいけないと思う。ツイッターでバズっている油ドバーみりんダバーな毎日のおかずレシピよりスポット的に作り食べるおやつなのだからセーフ...ということにしたい。あと私の焼く菓子はちゃんとおいしい。杵柄。

 

バターも粉もずいぶんと高くなった。

動物性生クリームなんて、私が中学生の頃は298円で高いなあと思っていたのに398円になっており、ユニバだって東京から逃げるように通っていた4年前から跳ね上がったと聞く。時間をお金で買うんじゃとエクスプレスパス4みたいなのを駆使してハリドリの列に並ばず優先レーンをオホホと歩いていたけど今はいくらするんだろう。

色んなことが贅沢な趣味になっていくサマをかぶりつきで見ている。

国が旅行サポートをまた始めたらしい。

飛行機代が少し軽くなるといいな。

 

野菜をたくさん摂る

人の落ち着いた時間に聞こえてくる、コーヒーいる〜?今日頑張ったよね〜、予約詰め込みすぎ〜、ミルクは〜?の会話が割と好き


「あのコンビなんでしたっけ、朝のテレビで逆ニッチェやって凍りついたやつ」「外見どんなですか?」「片方はマッシュで丸眼鏡してて。」「うん」「片方はおじゃる丸に出てくるヒゲに似た」「あー、あーー」イラストを描いてくれててあまりにも似ていて、「これこれこれ、これなんでしたっけ」「あーー、あーーー。あーーージェシーなんちゃら」「真空ジェシカや!!!」


腰をいためて自由のなんたるかを知る


タジン鍋に野菜を適当に放り込んで火にかける。ある程度したら豚の薄切りものせる。出来上がったらポン酢でいただく。とうもろこしを茹でたものがシャキシャキで甘くて瑞々しさに溢れていてすごく美味しかった。


漢方で言うと私は気滞というものらしい。体にできた空洞に良くない気が溜まるのだそうだ。それで気が塞ぎこみ、憂鬱として、なんだか疲れやすくなる。何がいいのかしらと調べたら黄色い食べ物とあった。こち亀檸檬の兄貴が憂鬱という名前だったように思う。憂鬱、纏、檸檬ギボシ家は画数がひどい。ギボシという名字もかなりの画数だったはずである。


最近自分と同じ音の名前を持つ患者が良く来る。その度に私の漢字がいちばん整っていていると思ってしまう。似ているから。


ピーマンをまるごとよく焼いたものに鰹節をふぁさっと入れて軽く醤油を回したのが好き。楽、おいしい、たのしい。苦味には苛立ちを落ちつかせる効果があるらしい。


命の母の会話をしていて、赤は殺したい気分の時で白は私なんてという気分の時に飲むのがいいってツイッターに書いてたんですよと言われたのでじゃあ私は常に赤を飲まなきゃっすねと返したらそれな〜と返ってきた。


職場の人と本の貸し借りを始めて一年になる。益田ミリ片桐はいり伊坂幸太郎もこの人に教えてもらった。伊坂幸太郎は好みじゃなかったけど前の2人はするする読めて楽しかった。


ボールの上で土踏まずをえぐる快感よ


電気を点けているのがしんどいからぎりぎりまでカーテンを開けて過ごしている。20時前でもまだ大丈夫で夏だなあと思う。


熱中症の蛇を避難させた数週間後、起き上がれなくなっているカブトムシを起こし車道で諦めかけている蝉を木に止まらせ叩き潰されそうな蜘蛛を掴んで外に放した。昆虫類に縁ができている。


趣味ランニングですという見た目の眼鏡で髪をきっちりセットして人好きのするような営業が自宅で蛇を飼っておりごはんは冷凍のマウスですという話をしていて一気に警戒心を解いてしまったのでちょろい


イカを買うのは身体を冷やしてくれるから