朝ぼらけ

遠浅

壇蜜日記3を読んでる


昨日の夜、「明日は散歩に行こうね」と犬と約束したため5時起床。いらんことを言った自分を責めながら顔を洗って着替えて声をかけると、待ってましたと言わんばかりに尻尾をぷりぷり振っていた。随分久しぶりの散歩だった為15分ほど歩いて帰宅、即浴室へ。泡シャンプーで肉球を洗い、温水で流してドライヤーをかける。これを3回繰り返して終わり。みんな満足そうな顔をしており、時計は6:40になっていた。朝焼けを見たのは久しぶりな気がする。最近はずっと7:00前まで寝る生活をしていて、1年前は4:30起床ノーマルだったことが信じられない。楽なほう、気持ちのよいほうにすぐ流れる。適応力とは違う気がする。でも身体が心地よいことが正解なんじゃないかと無理くりマルに寄せていく。
涼しいうちに、と入金をしにコンビニへ。現金40万ほどを別口座から引き出して、タンスの上に放置していたのをやっと安全なところに移してきた。タンス貯金が危ないことはさすがにわかる。扉の向こうへ潜り込んだ猫に札を落とされ、犬に噛まれてしおしおになった諭吉が見える。「危ない」の意味はそれしかない。 
最近は湯上りストレッチの時間で映画を観るようにしており、かれこれ1週間「ザ・ボーイ」を観ている。昨日の夜やっと人形が動いた。今晩あたり、主人公が悲鳴を上げるだろう。続きがそんなに気にならないという何の役にも立たない特性のおかげで、映画を分割して観られている。集中力がなくて観続けられなかった頃とは違う、今は自分の意志で「ここまで」と決められているのだ...と思いながら脚を伸ばす。湯上りのストレッチは15年続いていて我ながらホォ〜と思ったんだけど、やらない方が気持ち悪いのでもう立派な習慣である。身体がかたいと型がうまく打てないから始めたストレッチ、存外長い付き合いとなった。映画もそうなるだろうか。30本は観たいな。