朝ぼらけ

遠浅

犬と同居

先週から同じ部屋で犬と暮らしている。

ゲージがベッドのすぐ横にあるのは動物と暮らし始めて16年経っても初めてのこと、結構面白いので忘れないように書きたい。


定点カメラを置いて、部屋の温度と彼女がぐったりしてないか&悪さをしてないかを細かく確認できるようにしている。

↓これは昨日の朝私がカーテンを開けた時

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この目線の先に私のベッドがある。


1日5回に分けてカロリーを摂る彼女は、うちに来てすぐの骨が浮き上がったゴチゴチ状態から少し大きくなった。よく跳ねるし、よく遊ぶ。つい一昨日までは抱っこをしてカタカタ震えていたけれどだいぶ慣れてきた。


↓これは今。だいぶ部屋が寒い(22度)ので遠隔操作で室温を上げた。

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なんか変なとこを見てるな...何見てんだろう。


私の部屋、前々から「なんかいるな〜」と思ってたんだけどチビが何もないところに向かって吠えたり尻尾を振ったりするので「うん」と確信、もう少ししたらまたお香を焚こうと思っている。

昔からちょいちょい嫌な感じがしたらお香を焚く癖がある。


彼女と同じ部屋で暮らしはじめて、深夜の闇落ちが少なくなったように思う。この小さなかたまりを見ていると口角が上がって「まあええか」となり、眠くなる。セラピー...。こんなに一生懸命生きてる命があるんだから...となるのは毎度のことだけど、その度にパワ〜をもらってしまうな。

朝起きて、ベッドの反対側までもぞもぞ頭を動かしておはようと言う。フルパワーであいさつをしてくれる。ちゃんと寝てるのか不安になるけど。

トイレをおぼえること、おもちゃを振り回すこと、先住犬とのご挨拶、彼女の毎日が目まぐるしく変わっていってるんだろうなと思いながら一緒に暮らしています。

GoProも買って、なんやかんやで成長記録をつける気満々です。ふふふ。


今のところ、細いおもちゃ→歯応えの良いおもちゃ→軽いおもちゃ→音のなるおもちゃ の順にテンションが上がっている。紐系か〜あぶないな〜ウーン...と思いながら様子を見る日々。







温泉いきたいな〜


湯と文学のまちで育った。

学校帰りには幼馴染と近所の温泉に行って、その時の気分で死海の塩を買って肌に塗り込むような子どもだった。小学校の卒業式前にも行ったのを覚えている。札止め明けの、いちばんきれいなお湯の中で泡と踊りながら「中学もがんばろうね〜」などと話していた。

坊ちゃんは絶対読まされたし、町探検では温泉街を歩かされたし、長期休暇の宿題には絶対俳句を作らされる。そういう環境だった。

東京からここに戻ってきて、新しい仕事を始めて、もうすぐ1年になる。さっき職場の人に「もう長いこといる気がするけどね〜」と言われてヘヘヘと笑うなどした。昨日はややこしい作業をひとりでミスなく完結させられてよかった。

山陰地方で暮らし始めた幼なじみから「限界」と連絡が来て、意外とこの街がちゃんと流行りに対応していてミーハーな県民性だったと気付く。排他的ではないらしい。お友達に「エルメスがない土地がある」と教えてもらってヒョ〜と思ったものだけど、幸いなことにこの街にもそれは出店していて、たまにお客さんがいるのを見る。ここを出るまでは「何もないクソ田舎である」と評価していたけれど、出て戻ってきて分かるものもあるんだなあと超当たり前のことを感じたりしてしまう。

湯の質がいい。(そして湯処が多い)

新しいものがちゃんと上陸する。

大きくて整備された緑地の公園もある。(よくランナーがお堀の周りを走っている)

それだけで、結構充分なんだよなあと思ってしまう私は日和ってしまったのかもしれないな。


この感情と並行して「3ヶ月くらいどこかの土地で暮らしたーい」という気持ちもすくすく育っているから混乱する。根無草になりたいわけではない。

どこかに行きたいのかなあ。

安定してくると壊そうとするいつもの癖なのかもしれない。

崩れることでバランスを取って、崩すことまで考えて予定を立てる。やだ〜!!!そういうのも、もうやめたい。崩さずにちゃんとやる方法だってあるはずなのだ。前に進むぞ。


この週末は温泉に行きたいなと思っている。

湯上がりに飲むのはボルヴィック。昔は牛乳が飲めなかったから、瓶のそれを飲む友達の横で青くてやわらかいペットボトルからこれまたやわらかい水を飲んでいた。

人のいない一番風呂を狙ってるけどどうかなあ。

ほこほこの顔で、湯上がりで〜すの顔をして歩いて帰るのをやりたいな〜。




あついね


3連休はずっとシャニマスをしていて、好みの女の子を優勝させるのに必死だった。あらゆる情報を切っていたから閉会式でchosen familyが使われたのを知ったのは月曜で、まあるい殺意というのが国に対して生まれたりした。案の定ツイッターのLGBTQ界隈は荒れていて、どうして...という人もあれば噴火している人もいた。SNSで暴れている様を見るのが辛くなったのがいつからか正確には覚えていないけれど、私は少し前から「降りたい、でも好きな人たちの生活をチョロと見るのは楽しい」の狭間にいて、ウーンとうなりながら見たり見なかったりしている。


多様性を掲げるのに実際は何一つ認めていない日本は終わっているというツイートを見た。

多様性。

もう私は最近この言葉が苦手になってきているんだけどどうなんでしょうか。スポット的なものかもしれないけど、女らしさの押し付けには敏感になっているのに男らしさのそれに対してあまりにも無自覚というか、「〜べき」をかなり無意識にやっている人間が多い気がする。男の人ならこうしてほしい〜とか、彼氏になるならこれじゃなきゃいや〜とか、しんどいしんどい、しんどい!!お前、逆サイドの人間が「女ならこうしろよ」とか言ったら即SNSに書くじゃん!みたいな...自分自身の行動と思想があまりに差別的なことに無自覚というのは怖い、多様性ウンヌンじゃ無くても思う。思う機会が多すぎる。

先々週のあちこち観て思ったこと、おじさんという言葉が許されるのにおばさんにはめくじら立てるとかその典型じゃないですか?

おじさんもNGにするか、おばさんをOKにするかのどっちかしかないよね、フェアじゃないじゃん。自分が泳ぎやすいエリアの拡大だけしてんじゃないよって思う。「俺が生きやすいように」なシステムを構築した、昭和のサラリーマンと根っこのところ同じじゃないですか。いやこんなことみんな分かってると思うし今更だよねってなるんだけど、閉会式のアレとかLGBTQに物申す的な動画とか目に入りすぎてウワーとなってしまった。物申すな。お前は男として生まれて女が好きなことに物申されたことあるのかよ。


多様性って言葉が便利すぎるんだよな、そういえば小野不由美が5,6年前の何かのエッセイで「エモい」という言葉もいつか消費尽くされて終わるのだ とか書いてあるのを読んでまじでその通りになったなと思ったんだけど、多様性も同じく早く消費し尽くされてほしい。

認める認めないじゃなく、ただそういうふうに「在る」ような暮らしが当たり前にならないかな。無理かなあ。ぬるいこと言ってんだろうなあ。


あとなんだっけ、まだ言いたいことあったんだよね。

アレだ、子を産んで生活が苦しいとか言うのはアホだ、わかってるんだから産まなきゃ良いじゃん/なんで産んだの のやつ。

いやそこじゃないでしょう、と思ったんだよ。私は実際だいぶ前までこの考え方で、「アホがアホを産む」とか思ってたんだけど間違ってたなあと思う。

そりゃ1人育てるのにかかる費用を出せないまま産んだ(実際にある、見る)はあちゃ〜と思うけど、後から事態が変わったパターンだってあるんじゃないかなあ。

私は産んだことないから分からないけど、不測の事態の連続らしいじゃないですか、1人の人間を育てるのって。それをさ、ニュースの一場面だけ切り取って「若いのに産むから殺す羽目になった」とかさあ。ううん。産後のストレスで激太りした人間に対してもそう、「なんでストレスがかかることを把握してなかったの?」じゃないんだよ。鬱じゃんあれ、産後鬱。ただ目の前のことを頑張ってやって、夜泣きと数時間ごとのミルクで疲労困憊して、眠れる時間も手をかける時間もなくて、救いが食べ物になった...って言うのも分かる。想像がすごくできる。それに対して「いや私は太らなかったし」とかは違うんだよね、そんな突き放し方ある!?

ここまで書いて昼休みが終わって、家に帰ってごそごそしてそのまま寝ていた。

翌朝です、おはよう。

さっきインスタのタイムラインをばーと眺めていたら橋本愛さんが可愛らしいポーズで写真をあげてらして、「あー懐かしい、なりたかった脚だなあ」となった。高校生の頃の私がなりたかった脚。カモシカというよりバンビのような、直線のそれ。懐かしいな。マウジーのサイズ0を履くのに必死だった。実際履いてたけど、こないだ足つっこんだら脹脛までしか上がらなくて爆笑してしまった。

あとKOKIさんのお尻が良すぎて二度見してしまった。なんじゃその曲線。お尻の写真でよくあるような、骨盤を前傾にしまくって腰反らすみたいな小技をつかってないのカッケ〜!!

惹かれるところが変わったなあ。

ちゃんと止まってないな、よかった。

残り3日頑張ろうね〜〜〜。




ハニオ日記

石田ゆり子さんの書かれた『ハニオ日記』が先日出版されました。3冊とも無事購入でき、青い箱のほうも後日届く予定です。

2016年から2021年までのインスタグラムの投稿を本にまとめた今回のハニオ日記。

私は2017年頃から石田さんのアカウントをフォローさせてもらっていて、彼ら(石田さんちの家族)の毎日を眺めさせてもらっています。東京で、一人暮らしで、動物と離れて暮らす私にとって彼女のインスタグラムは本当に救いであり癒しでした。


彼女の著書で初めて読んだのは、初代ラブラドールの花ちゃんとの日々をまとめた「はなちゃんの夏休み」。チョコレート色でやんちゃな彼女と石田さんの奮闘記録にはたくさん笑わせてもらって、そこからエッセイを知って、天然日和がすごく好きだなと思って。動物への接し方、愛情の注ぎ方、日常への考え方と姿勢、文章の雰囲気。そこから石田さんのファンになりました。

インスタグラムの方では猫のハニオのきもちを投稿したり、石田さん自身のことをぽつぽつ語られたり、どちらもすごく『石田ゆり子』という人となりが文にあらわれているようで楽しいのです。


読み終わった感想ですが、とっても、とっても、とっっても優しくて心が澄む感覚になったというのが率直なところです。曖昧だなと自分でも思います。でも本当にそう。

ずっとインスタグラムで目にしていた投稿が、紙として手元に現れて、1日1日のページをめくりながらなぞるだけでこんなにも受け取り方が違うものなのか。正直驚いています。

でもそれと同じくらい幸せな気持ちになっている。

読んでいると、自然と口角が上がるのです。そして目尻は下がります。『ハニオ日記』の名の通り、猫のハニオとしての石田さんちの様子がとても可愛らしく書かれています。



ささみのふんいき。ちゅーるのかおり。

ぼくがあたらしいこに みずのみばをおしえます。

おかーさんが ちいさいこをつれてきた。


こんな感じ。


なんてかわいいの。

ささみのふんいき だなんて、そんな言葉の繋ぎ方がありますか。


3冊に分けているとはいえ5年分なので、1冊がしっかり分厚い。2cmちょいくらいあります。

インスタグラムの投稿をまとめただけでなく、箇所箇所に石田さん自身の言葉で2-3ページほど文が紡がれていて、私が特に胸を打たれたのは、「動物は、人間がどれだけ治療を施そうとあがいても 一つひとつ確実に体の機能を閉じていく。」というところ。

本当にそう。避けられないことと分かっていて、日々理解しつつ一緒に暮らしていても別れの時はどうやったって悲しいし辛いしやるせない。疾患によるものであれば尚更です。でもこれが不思議なもので、動物は確実に、潔く、虹の橋を渡る準備を始めるんですよね。先のことを考えて泣くのではなく、今の、この瞬間だけを精一杯生きる。抗うことなく身体の機能を閉じていく。だからこそ人間として、一緒に暮らすパートナーとして、彼らに出来ることは全てしてあげたい。機能を閉じるにしても、なるべく痛みの少ない方法で。自然の流れを止めないように。そして、心臓の止まる最後の時までうちの子になってくれてありがとうと思う。

別ページに綴られていた、「私の日々は彼らにおんぶにだっこ、である。弱った心や疲れた体をいつも変わらず癒してくれる彼らは私にとっては神様のような存在であるのです」という箇所にもうう、泣いてしまう。


私は12の頃から犬と暮らすようになりました。

ペットショップで、3年もケースの中に入れられて、保健所に連れていかれる運命にあった子をご縁により迎えたのが最初です。年々増えて、見送って、拾って、引き取って。今は3匹の犬と2匹の猫。

私の家は、確実に動物のおかげで崩壊せずにここまで来ました。これは家族全員がそう言います。はちゃめちゃな状況が続いた時も、この子達の笑顔のおかげで救われて、この子達の体のことをきっかけにして会話をしていたように思います。石田さんの仰っている「神様のような存在」というのが、すごく分かる。

彼らは憎んだり理不尽に怒ったり攻撃したりしてきません。性格もあると思いますが、いつも笑顔で、たのしく、こちらがしゅんとしていると元気付けようとしてくれる。

日々に追われる中でその当たり前の有り難さに甘えてしまいそうになりますが、本当はすごく幸せなことなのだよなと改めて思います。

ペットショップから保健所への流れを自然に書いてしまったけれど、業界のさがとして仔犬仔猫でなければ価値がないとされる世界です。石田さんは、その販売オークション(2か月にも満たない頃から出されます)から弾かれてしまった子たち(はちみつ兄弟、ばぶお、バンビがそう)を引き取って暮らしています。

はちみつ兄弟に関してはスコティッシュフォールドなのに耳が折れていないから。

そんな。

でもそれが現実なんですよね。

生体販売を禁止した国は増えているのに、この国だけ放置とされていて。命に値段をつけて、価値がなくなれば即処分して、そんなサイクルがうまれているのが現状です。

私に出来ることは署名に参加するだとか、ふるさと納税の返礼を保護犬の会にするだとか、そういう小さなことしか無いけれど。

しないよりはしたい、と思います。

ハニオ日記の印税はすべて保護犬・保護猫のたちのために使うと明記されていて、そこも「うわあ石田ゆり子さんだ」と思いました。勝手な感想ですが。


すごく素敵な本だよと言いたいのに話が逸れてしまった気がするな。


ハニオ日記は、ぺらぺらっとてきとうに開いたページを見開きで読むだけでなんだか元気が出る本です。

動物の表情、それにマッチしたなんともいえない語り口の文章、本そのものから漂うあたたかくて柔らかい何か。

心の苦しいとき、クサクサしてしまうとき、さみしいとき、なんだか癒されたいとき、優しいものに触れたいとき。そんな瞬間にめくりたいなと思います。


↓ほんとはもう1冊あります

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(読書感想文は楽天ルームに適当に投げることが多いんだけど、こんなにまるく優しく純粋なものをアフェリエイトサイトで紹介するのはぜったい違う、と思ってブログに書くことにした。少しでも、これを読んでくれた方がハニオ日記に興味を持ってもらえたら嬉しいです。石田ゆり子さんのインスタグラムはとっても良いよ。)


最近のおもしろテレビその後と最近のこと

大豆田→脱落しかけたけど先週面白かったらしいからまだやめない。

生きるとか死ぬとか→3話で脱落した。よそからの人間が集まって出来る東京に違和感があるという台詞で「そっかあ〜」と思ったのだけ覚えてる。あとは全部忘れた。

コントが始まる→相変わらず観てる!面白い!これは良いドラマだ!!一昨日のはまだ観てないけど、予告で有村架純がスーツ着てたから就活でもするのかなあ。先々週くらいの、相手に言ってほしいことを言われず押されると思ってた背中を押されずに一瞬「えっ」となってしまうシーンがすごく良かった。そこで「まじか〜」で済ませる二人と「あの人がダメって言った、うわあああ」となる一人、それに対して菅田将暉の吐いた「お前今度は誰の意見に流されてんだよ」がリアルで良かったなあ。そうなんだよねえ、結局他人は他人だから自分で全部背負って正義と思った方向に飛ぶしかないんだよ。

あちこち→相変わらず楽しい

そして!!今晩!!たりないふたりのラストライブがあります!!!アーーーー怖い、すごくこわい。でもすごく嬉しい。無観客でって決まった時にオッシャと思ってしまった最低なファンを許してくれ。こないだhuluで過去のやつ全部見たんだけど、2人とも全く違うおじさんになっててウケてしまった。進化後が違った!!っていうより、ルート選択の結果としてああいうおじさんになったんだよな。じわっじわ変わっていってたから気付いてなかったけど、2012年とは全然違う。そりゃそうか。無数にある選択肢の結果で今のたりないふたりがあるように、私も選択の結果としての私しかないのである。

そういえば先週元上司から連絡が来て、「大昔のことだけど報告しとくね、局を窓際コースに異動させました。遅くなってごめん。」とあった。

2年前よ!?と思うと同時にかなり手回ししてくれたんだな〜と思って「当時の私が喜んでます、ありがとうございました」と返信した。選択かあ。


あと最近はずっと米を作ってる。

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去年の秋に買って、しばらく遊んで「面白い!先を遊ぶのがもったいない!これは寝かせるぞ!」となってずいぶん寝かせた。

基本的に22-23時以降は寝てるから連絡が途絶える私なのですが、最近2時とかにLINEの返信をしたりしている。ゲームをしているからです!!!友達に「またゲームしてんの」と言われた、その通りである。



ちなみに一昨日読んで面白かった漫画↓


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サッカーを!!している!!激アツで24巻(最新)まで一気に買って読んじゃった。


「だから、こういう状況だから、どうするか??」「今の自分に何ができるか?」をずっと繰り返していて、腐らなくて諦めなくて受け入れてただただ研鑽を積むその姿勢に夜通し引き込まれてしまった。


私はゲームと漫画が大好きで、初めてやるゲームは時間が本当に溶けるし奇声をあげる(本当にあげる)くらい楽しいし初めて読む漫画を読んだ後に目がカッと開いてギラギラになってる感覚が大好き。

もっと遊びたいし読みたい。

そのためにぼちぼち働くまである。

無心で仕事して、サクッと退社して、帰ったら好きな時間にダイブするのだ。

本当はそこに追加してお芝居をたくさん観にいきたいしライブだって参戦したいけど、まだ先の楽しみとして取っておく!


とにかく今日は!!18:30からたりないふたり最後のライブがあるので!!!!!絶対に帰るぞ!!

最近のおもしろテレビ

大豆田→1話見逃した、TVer(君がいない日常は考えられない)で2話から観る。冒頭10分観た感想として「岡田将生、光男か?」のみです。角ちゃん出るっぽいからすごく楽しみ。坂本裕二が脚本するってなったら観るしかないな〜と毎度思うんだけど、問題のあるレストランは合わず1話で挫折しカルテットは最後まで観たけど誰のことも好きになれず消化したから今回もおそるおそる観ることになる。最高の離婚が超好きだったのはあの頃の私にガチっとハマったからだろうか、いやしかし今でも大好きで観返すしな...好み...?


あちこち→藤井さんと空気階段の回よかったねえ!!!昨晩ですが!!!朝から身支度しながら4回観ちゃった!!30分から1時間になったからなのか、最近は前ほど「えっもう終わり!?」の気持ちはなくなって(田中みな実さんとぼる塾の回は途中で観るのやめた)たけど今回のはあったな〜!!もう一周やってほしかった!!!かたまりの話し方がよい!!ラジオじゃなくて動いてる空気階段トークが見られるのよかったな〜〜もぐらさんの借金とかギャンブルとかクズエピソードじゃなくて大学くらいの話(スロットで貯めたお金ではありましたが)してくれるの超おもしろかった、トークしてくれてありがとう〜〜の気持ち。

途中で観るの辞めたの、田中みな実さんのやつとカミナリの回だけなんだけどこれ以上増えないと良いな。私が耐えればよいだけの話なんだけどな。

いや〜〜それにしても空気階段回よかった。

またきてほしい。


コントが始まる→1話昨日観た〜!!!良いですねえ、2話も観ます!!!1.75倍速でみてしまうからテンポがどうとかに言及できる身ではないのでそこは置いておいて、お芝居が上手な人しかいないからめちゃくちゃ見入っちゃうな!?!?有村架純菅田将暉の組み合わせ、何者で観て以来わたしは観てなかったのだけど良いな〜!!!そんな泣き方もできるの、すごいな、えええすごいな、バリエーション、神木くんの役どころ良いね、え〜こっからどう転がしていくんだ、でも最終回でラーメンをキーワードにするのはやめてほしいな、でもな、ううんという感じ。

何も伝わらない感想だな。


生きるとか死ぬとか→はい!!絶対みる!!明日のお昼に1話みる!!!テレ東!!!!



恋はディープにと中島ハルコとリコカツとコーヒーは30分くらいでギブした、きれいのくには多分好きなやつだからどうにかして観る


こないだのゴッドタン→流れ星!!!!!私ゴッドタンの企画で西野をもう一度嫌いになろうが一番すきなんだけど、仲直りセラピーもまあまあ好きで、前の回の流れ星で超笑ったから今回も楽しみにしていた。ゲラゲラ笑っちゃった...TAKIUE...いやでもちゅうえいはすごいな...あんなこと続けられてたら無理だよな...と一方的に与えられた情報をみて判断してしまうくらいTAKIUEのこれまでがアレだったのでは?と思っちゃった。また出てくれ〜頼む〜。


おもしろテレビが大好きだから、佐久間さんが退社してもテレビ作ってくれるの声あげて喜んで安心したし、野木亜紀子のドラマもまた観たいし、若林は松本さんと特番やるし、テレビ千鳥もこのまま生き残ってってほしいし(おれは加持さんのルックスがだいすき)、TVerとテレ東のアプリはずっと私のiPhoneの中に居続ける。


職場でコロナが出て1人また1人と倒れゆくなか無駄に元気ゆえせっせと働かされてるんだけど、おもしろテレビのおかげで笑えるし楽しいから気持ちが死なずに済んでいる。


ありがとう!!!!


とりあえず今日は大豆田の2話を観るのが目標です。

夜だな。



百円の恋を観た



休憩しながら観た。

こういう時に感じたことをちゃんと自分の言葉で出すのが大事だから書く。

良い感想とか書けないけど書く。


きつい。バイト受ける時の住所、あっ横浜なんだ、鶴見か〜までがなんかそれっぽく観られてたとこで(妹と喧嘩するとことかお母さんがお金渡してくれた時にすぐ振り向いてバッてとって金額確認するところまではまだ大丈夫だった)、そっから残り40分になるまでずっときつかった。

家具。部屋の隅に置かれているどでかいマッサージチェア、あれ昔小学生の頃団地に住んでるクラスメイトのお誕生日会で行った時にあったやつだ。部屋の一角を占領していて、何でこんな狭いのにこんなのがあるんだと感じていたのを思い出した。部屋のドアは取手がなんか銀色のやつで、事務所か何かにする予定の建物を生活用に無理くり変えてるのかなと思った。生活層が見える。安い牛乳がなぜかテーブルの上に置いてある。

仕事のシーン。あの店長が鬱だったのかはわからない、けれど本社の人間が言っている「あいつ鬱なんだって」が2014年の労働環境と鬱に対する語り口で、シーンぐちゃぐちゃだけど本社の人間が一子にパンチ食らって投げた言葉が「ブス」だったのもきつかった。その言葉が女に致命傷を負わせる言葉だと思っている。今もいる。きつい。3回言ってた。一子は反応しなかった。本社の人間はまあクソだったけど、私はあの男のやることもわかるのだ。上から叱られて、店舗とかけもちさせられて、従業員は変なのしかいなくて、期限切れの弁当を勝手に取りにくる人間がいて、毎日毎そんなことが繰り返されていたらゴミ袋に中身ぶちまけて「これ食っとけよ」とか言いたくもなるんだろう。あの人だけが唯一社会の中層として描かれていたように思う。かわいそうに。

強姦のシーンは何度も休憩した。トラウマと、男の汗と汚いにおいが画面越しに来そうだった。本当にきつかった。あの男のやったことは吐き気を催す邪悪であってそれ以外ないし、もう思い出すだけではらわたが煮えくりかえる、あんなのは四肢を切られて熊の檻に放り込んでショーとしてアホな金持ちに見せるか生きたまま舌を細かく切られて山に捨てられるべきだ。一子が逃げるシーンが本当にきつくて、ダメだった。ここでやめるか?と一瞬頭をよぎったけどまだボクシングしてないじゃんと耐えた。耐えてよかった。まじでこれに出てくる男みんなドクズなんだけど、青木ジムにいるトレーナーの男の子だけ変に描かれてなかったんじゃないか?彼はひとりだけ「いい左だ」つってた。

強姦されたあと一子は普通に働いていたけど、熱出したのも新井浩史に風邪うつされたわけじゃなくて過度のショックがそうさせたんだと思う。

そのあと泣いてしまって男に寄りかかって結局寝る展開にはウェッ!?となったけど、これは試合後のシーンに繋がっていてよかった。

試合後に一子は勝ちたかったと言って泣いていて、新井浩史に向かって0.5歩動いたところでその場から動かず、そこで泣いた。あれ良かったなあ。そのあとで初めて新井浩史が「おまえ」でなく「一子」と呼んだのにクソ腹が立ったけど。てめえはゴミだよ、何一子とか呼んでんだよ、手を握るんじゃないよ、あーもうだめだよ一子その男はだめだよ。ボクシングで旗が挙げられなかったのかなんなのか知らなくて世の中と人生に拗ねてるんじゃないか。


試合前、一子が明かりの落ちたジムで空を殴る。

hungry/angryの文字だけがライトアップされて、愛に飢えてた女がボクシングを見て選手同士の間に生まれる電波のような(信頼とか絆というとペラくなるから難しいな)ものに惹かれてボクシングを始めて、後半は男に捨てられた怒りと他人への怒りを発散するすべとしてボクシングをやってきたなと振り返れてよかった。


個人的に、一子の父親が「ボクシングか、そういうのもいいな、父さんは歳をとったのに自分に自信がなくて」などと言ったシーンで一子に「甘えてんじゃねえよやれよお前も」と言ってほしかったけれど、一子は別に自信がほしくてボクシングやってるわけじゃないから「何言ってんの?」の返しになるんだよな。

あと変なとこで言うと一子の鉛筆の持ち方ね、こう、グーを作るように握るのね。個人的に鉛筆の持ち方は箸の持ち方と同じくらい育ちが出ると思っているから、彼女の32歳になるまで働かず、弁当屋の親の脛をかじり、引きこもり、全てを放棄していたところの片鱗が見られたと思う。泣き方もそう。声を一定のボリュームで出し続けるウワーーーンじゃなくて、しゃくりあげるみたいにヒック、ウェック と泣くんだよね。泣くのが上手じゃない。今まで泣けてこなかったのかなとも思った。


百円の恋っていうのは、新井浩史が最初店に来た時に100円っつって募金箱にチャリンしたとこで一子が恋をしたからなのか?正直なところ私にはうまく分からないし、新井浩史のことを新井浩史って言って役名で書かないところにも映画を観るのが下手くそなのが出てしまっているけれど良い。

きつかった。

人生を変えるのは遅くないとか、やりたいことをやれとか、私がこれを観て思ったのはそういうんじゃなくって、何かに対する渇望と哀しみと怒りが人間に行動をおこさせてるんだなあということです。期限切れの弁当を漁りに来てた老婆が包丁持って現れたのもそう。あのまま本社の男を刺したのかは分からないけど、「ばいなら〜」と言うのはうん、そのまま彼女は死んだんだろうなと勝手に思っている。

とってもつかれた。

観てよかったとは思う。

安藤サクラはすごい。すごすぎる。