朝ぼらけ

遠浅

若林がnoteに手を出してくれてむっちゃ嬉しくなった

noteの購読したの初めてだよ。若ちゃんありがとう。

エッセイを読んで、私も何か書きた〜いと思ったから久しぶりに書く。

何について書こうかしらと3秒悩んだけど仕事のこと以外ないだろ。7月1日から、半年の(半年!)無職を一旦終わらせてお仕事を始めた。リハビリにはちょうど良いなと思っている、今のところ。朝起きて、コンタクトをつけて歯を磨いて雑に顔を洗ったらストレッチを10分やる。その間に珈琲ぶんのお湯と朝ごはん/弁当用の茹で卵を沸かす。ストレッチが終わる頃にお湯が沸くからぽこぽこ豆を煮出す。朝は薄めに牛乳を入れるようにしてて(空きっ腹にブラックって強すぎると思い込んでる)、パックの低脂肪乳を適当にいれる。飲みながら日焼け止め、眉毛、髪の毛ちょっとなおす、この辺で卵が出来るから冷ましながら着替えたら琺瑯に適当に切ったゆで卵やらおかずやらをちゃっちゃと詰めて完成、ぱっぱらぱ〜。おにぎりも入れる。
何となく余った時間でどうぶつの森のルーティンをこなし、音ゲーをオートで叩かせながら身支度を整えて終わり。天気予報と気分で通勤手段を決めて、犬をひとなでして家を出る。

ここまでで、前と違いすぎて笑ってしまう。何もかもが違う。朝ストレッチできるってなんだ。弁当なんか詰めなかった。

職場ものんびりしていて、おはようございます〜と小声で言いながら適当な席に座る。私フリーアドレスって初めて知ったんだよね。大きい窓の見える席で最初は仕事をしてたけど、道ゆく人と車と電車が目について「気持ちよさそ〜」とボーッとしてしまうから最近は壁を向いた席に座っている。そっち側は人もいないし。もちろん紙の資料もないしペンも使わないからゴミ箱なんてものは各机の下になんてなくて、パソコンと大きいディスプレイだけで業務を行う。2画面にしたらひたすらコードを入れて切ったり貼ったりする作業で、若林の言う「没頭」が出来てる。

ただ最近、そこにノイズが入るんだよねえ。
前職と比較する&前職を思い出すっていう、マジでなんの意味もない行為なんですけど。えっこんなノンビリしててお金貰えるんですか!?まあお給料はしっかり下がってるしな、でもそれは忙しくないから当然なんじゃない?前みたいな感じになるなら今の感じがいいわ〜、あれ、前ってどんなんだっけ。ここから雑音がえらいことになる。 アホである。
こんなこと言われたな〜あんなことあったな〜あの時ああいう行為をされたけどアウトだよな〜ていうか何で私があそこまでされなきゃいけなかったんですか??お???

今の職場の2年目の男の子が、フレックスを使って11時前にのんびり出てくるのを羨ましく思ったり。嫌味を言ってくるピンク大好きババアもおらず。気分で当たってくる情緒不安定オヤジも見なくて。何よりみなさん、そこまで他人に関心なさそうで。

すっげ〜〜〜〜!!!!
まあ私が外の人だからっていうのはあるかもしんないけど、それにしたってさあ。「雨すごいね〜」「私今日クロスバイクで来てて...」「え〜!笑」みたいな会話がある。「○○さん、これやってもらえますか?」と社員同士で柔らかく言う人がいる。「1週間おつかれさま〜!」と声をかかられた時、びっくりしてすぐ返事が出来なかった。依頼は「これやっといて」「やってくんない」「よろしく」「あなたの仕事だから(やれよ)」しか知らない。なんだこれ。なんだこれ。

カルチャーショックというべきそれなのか、よく分からないショックを受けて金土日と潰した私は愚でしかない。愚。

水曜の今日、やっと立て直せてきました。
昨日のあちこちオードリーをアプリで観て、めちゃくちゃに面白くて、宮下草彅〜!となって、佐久間さんのつくるテレビ一生好き〜と思いながら犬を撫でて猫を吸って珈琲を淹れてソファに転がる夜10時。
最高です、本当に最高。ずっとこれが欲しかった。昔誰かのブログで読んだ「東京に居続けるには圧倒的なコストを支払い続ける必要があって、その度にこんなに払い続けるほどの価値が自分にはあるのか? と自問自答を繰り返す」とあったのを思い出す。私は本当に毎晩それを思っていた。狭い8畳の部屋で、天井を見上げながら思っていた。

オールナイトニッポンも寝落ちせず聴けるし観たい番組はアプリで選びとれば良いしnoteをワクワクしながら読めるし、最近は卒業見込よりナナメの夕暮れの方がすんなり入る。
若林だっておじさんになって変わった。
私もこのままのんびり方向に舵を切って毎日をやり過ごしていきたい。
明日も朝からストレッチをやって、始業時間になってから仕事を始めて、お昼はきっちり1時間休んで残業なんかしない。久しぶりに晴れそうだから自転車で行くのもいいな。ふふふ。